味を落とさず減塩がかなう”管理栄養士おすすめ”だしパック

減塩って、難しい……

薄味で作っても、「なんか物足りない」「おいしくない」と言われてしまう。
せっかく健康のために頑張っているのに、家族に食べてもらえない。

これは、患者さんのご家族からよく聞く話です。

そんな方におすすめなのが、「減塩した」と言わずに出してみることです。
実は、だし(うま味)をしっかり効かせるだけで、
塩分を減らしても“おいしい”と感じてもらえることが多いんです。

結論から言うと、減塩は「我慢」ではなく、だしを使えば無理なく続けられます。

目次

減塩が続かない理由

減塩が続かない人の多くは、同じ壁にぶつかります。

・味が薄くて満足できない
・食事の楽しみが減る
・家族に不評でストレスになる

これらはすべて「塩分を減らす=味を減らす」になっていることが原因です。
でも本来、減塩は我慢ではなく、工夫で美味しく続けるものです。

こんな人におすすめ

・塩分を控えたいけど、何から始めればいいかわからない方

・家族みんなで同じものを食べながら、健康にも気をつけたい方

・減塩しなきゃいけないけど、うまく続いていない方
(気をつけているつもりでも、つい元の味に戻ってしまう)

・薄味にすると「おいしくない」と言われてしまい、作るのがつらくなっている方
(家族の反応が気になって、減塩に踏み切れない)

減塩を続けるコツは「だし」

減塩をラクに続ける一番のコツは、だし(うま味)を使うことです。
うま味があると、塩分が少なくても満足感が出ます。

昆布、かつお節、干ししいたけなどのだしを使うだけで、
味の物足りなさはかなり減ります。

実際に使ってよかっただしの話

私自身、いくつかのだしを試してきました。
普段使いで取り入れやすかったのは業務スーパーのだしと、病院で考えられただしパックでした。

どちらも共通しているのは、昆布・かつお・しいたけがバランスよく入っていること。

この組み合わせは本当に使いやすく、味噌汁・煮物・炒め物と、どんな料理にも合います。

逆に、あごだしなどが入っているものは少し独特の風味が出るため、料理を選ぶ印象でした。

だからこそ、まずは昆布とかつおベースを選ぶのと失敗しにくいです。

だしパックとは?本来のだしとの違い

だしパックは、

・かつお節 ・昆布 ・しいたけ

などのだし素材を、
ティーバッグのような袋に入れたもの
です。

使い方はとても簡単で、

・水やお湯に入れるだけ
・そのまま煮出すだけ

これだけで、だしを取ることができます。

本来のだしに近いうま味を、
手軽に再現できるのが特徴です。


本来のだしは、こんな手順で取ります。

まず、昆布を水に入れて30分ほど浸します。
そのまま火にかけ、沸騰する直前に昆布を取り出します。

次にかつお節を入れて、1〜2分ほど加熱し、
沸騰し始めたら火を止めて濾したら、だしの完成です。

この方法だと、しっかりとだしが取れますが、
毎回やるのは少し手間がかかります。

どれくらい減塩できるの?

例えば、おみそ汁で考えてみます。

いつも通りに作ると、
味噌は1人分で約20g使います。
このとき、塩分は約2g入っています。

でも、だしをしっかりきかせると、
味噌を少なめの13gにしても、ちゃんとおいしく感じます。

このときの塩分は、約1gです。

つまり、おみそ汁1杯で
👉 約1gの塩分を減らすことができます。

「1gだけ?」と思うかもしれませんが、
これを毎日続けると大きな差になります。

・1日1杯 → 1年で365g減る
・1日2杯 → 1年で730g減る

少しずつでも、毎日続けると
体への負担はしっかり減っていきます。

しかも、だしを使えば
「おいしさ」をガマンしなくていいのがポイントです。

どれを選べばいい?私のおすすめ

迷ったら、昆布とかつおベースのだしパックを選べばOKです。
クセが少なく、どんな料理にも合うため、最初の1つとして失敗しにくいです。

まとめ

減塩が続かないのは、意志の問題ではありません。
味が落ちるから続かない、我慢が必要だから続かない。

だからこそ、だしで美味しさを足すことが大切です。
それだけで、無理なく続けられるようになります。

まずは気軽に、だしを変えるところから始めてみてください。

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この記事を書いた人

しろ|病院勤務の管理栄養士

大学病院で栄養管理に携わっています。
病態栄養専門管理栄養士/NST専門療法士。

外来栄養指導や入院患者さんの栄養管理を通して、
「続けられる食事」の大切さを日々感じています。

このブログでは、
現場経験をもとに、暮らしに活かせる栄養の知識を発信しています。

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