NST専門療法士とは
『主として静脈栄養・経腸栄養を用いた臨床栄養学に関する優れた知識と技能を有する、JSPENが認定した専門療法士。
管理栄養士、看護師、薬剤師、臨床検査技師、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、歯科衛生士、診療放射線技師のいずれかの国家資格取得者』
試験日
2025年10月6日(日) 13:00~15:00
天気:曇り
気温:26.7~27.8℃
薄手のシャツや長袖でちょうどよかったです。
駅から会場まで歩いた後は少し汗ばみました。
横浜(神奈川県)の過去の天気(実況天気・2025年10月05日) – 日本気象協会 tenki.jp
持ち物
・受験票・・・事前に印刷する必要あり。
・身分証明書・・・顔写真付き。写真がない場合は2枚提示すること。
・HBのえんぴつ・・・えんぴつと指定がありましたが、試験会場にはシャーペンを使用している方もおり、特に注意を受けている様子はありませんでした。
・消しゴム
・腕時計・・・会場に時計はないので持参必須かと思います。開始の合図と30分経過時、終了15分前にはアナウンスはあります。
試験環境
会場は パシフィコ横浜 ノース 1階 でした。
雰囲気はセンター試験を受けるようなイメージでした。1つの机に2人がけでした。会場は暑くも寒くもなく、エアコンの効きすぎもなく、適温でした。試験中は試験官がずっと巡視していました。
問題用紙は持ち帰り不可です。
解答用紙はマークシート式です。
試験内容
基本問題集と過去問題集に記載のある内容がまんべんなく出たので、問題集は一通り学習した方がよいと思いました。私は最新の受験必須セミナーは受けませんでしたが、見たことのないような問題はなかったので、必ずしも最新のセミナーを受けなくてもよいと思いました。
過去問であまり見かけなかった問題は以下の2つに関連するものでした。
・グリム基準
表現型基準に該当するか病因基準に該当するか、どの重症度の判定となるか問う問題
・在宅半固形栄養経管栄養法指導管理料
加算のとれる選択肢を選ぶ問題(例:胃ろうを増設して1年以内の症例)
試験時間
13:00~15:00までの2時間でした。
落ち着いて考えて、見直しを1周したらちょうどよい時間だと思います。
過去に受験した同僚も同意見でした。
開始から30分経過すると退室できるので早く終わった方は早く帰宅できます。
終了時刻15分前になると退室できませんので注意してください。
勉強方法
私は2つの問題集で勉強しました。
3か月ほど前から基本問題集にひととおり目を通し、苦手分野を把握しました。
そして、苦手分野の問題を中心に繰り返し問題を解いたり、問題の解説を熟読しました。
試験日の1か月ほど前の9月4日に新しい過去問題集が発売されたので、そこからは新しい問題集に取り組みました。こちらの方が問題が優しい印象でした。
JSPENのテキストブックも購入していましたが、そちらはあまり使いませんでした。個人的には買わなくても過去問題集だけで試験対策はできると思いました。
問題集だけでも覚えるのに時間がかかることと、問題集にも解説は載っているため、テキストを読むまでに至りませんでした。ですので、テキストを購入するのは知識を網羅的に学習したい方や時間に余裕がある方がおすすめです。
最後に、私は管理栄養士なのでこのような形でも勉強は間に合いましたが、他職種の方はもう少し余裕をもって問題を確認した方がいいかもしれません。