
煮物って塩分が多いの?
煮魚や肉じゃがなど、煮物っておいしいですよね。
煮物は塩分が多いって知ってましたか?
味を染み込ませるとおいしくなる一方、味が染みる分塩分もとってしまうので高血圧の方は注意が必要です。
この記事では薄味でもおいしく食べられる味付けの工夫をご紹介します。
料理酒、みりん風調味料→清酒、本みりんにする
皆さんは調味料を購入するとき栄養成分表示を見ていますか?
食塩量は「食塩相当量」として記載されています。
料理酒(発酵調味料)やみりん風調味料は、大さじ1杯15mlあたりおよそ食塩相当量0.3gです。
大さじ3杯入れたら0.9gになりますので、酒とみりん合わせて1.8gになります。
醤油は大さじ1杯で食塩相当量1.8gですので、大さじ2で3.6g、すべての調味料を合わせると5.4gになります。
高血圧の方の食塩摂取量の目標は6g未満ですので、出来上がった量を半分食べただけで約半分の3g食塩をとってしまいます。
そこで、ご紹介したいのが、
料理酒(発酵調味料)→清酒、みりん風調味料→本みりん へ変えることです、
清酒と本みりんは食塩ゼロです。
こうすると醤油の塩分だけ計算すればよいので減塩が楽になります。
1日の食塩6g未満や3g未満を目指すのであればすぐに実践できるよい方法です。
だしを活用する
醤油を減らすと味が物足りない方は食塩無添加のだしや乾燥しいたけ(生しいたけでも可)、鶏肉や豚肉など、出汁の出る食材を加えてみてください。

出汁に含まれる「うま味成分」は、昆布のグルタミン酸、かつお節や煮干しのイノシン酸、干し椎茸のグアニル酸などがあります。これらを組み合わせると、互いのうま味が強調される「うま味の相乗効果」が生まれ、塩分を抑えても深い味わいに。減塩料理でも満足感のある味付けが可能になります。
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